講義ノート
九州大学 集中講義
2012以降の九州大学数理学府の当該研究に関係する集中講義の一覧を記載します。
講義ノートがあるものは、pdf fileも掲載しました。このように、ランダム行列・クーロンポテンシャルに関係するこの研究テーマは、様々な方向に広がり、進展しています。
2015年(予定)
題未定
南 就将 (慶応義塾大学)
2014年11月
笹本智弘(東京工業大学)
1次元可積分確率過程
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2014年6月
稲浜譲 (名古屋大学)
ラフパス理論
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2013年6月
香取眞理 (中央大学)
Interacting Brownian motions and Whittaker measures
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2012年11月
小谷眞一 (関西学院)
ランダムな自己共役作用素の固有値分布の極限
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他大学・夏の学校集中講義/出版物
2015年
舟木直久 (東京大学)
「Topics in random interfaces」
韓国のサマースクール
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今村卓史 (千葉大学)
「マクドナルド過程とKPZ方程式に関する講義」
2014年3月に大分の研究集会の際に配られた、今村さんの講義ノート。
タイトルは、当方で付けました。
加筆修正したものが立教大学の数理物理のレクチャーノートのシリーズから出版される予定です。
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2015年3月
長田博文 (九州大学)
日本数学会特別講演abstract原稿
無限粒子系の確率幾何と力学 ―ランダム行列と無限次元干渉ブラウン運動―
― 無限次元確率微分方程式を解く新しい方法について、アイデアの一部を説明しました。
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2014年9月 確率論サマースクール 信州大学
長田博文 (九州大学)
Infinite-dimensional stochastic differential equations related to random matrices
― 干渉ブラウン運動、およびランダム行列に関係する無限次元確率微分方程式の強解とパスワイズ一意性についての集中講義です。
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稲浜譲 (名古屋大学)
ラフパス理論の発生から正則性構造理論の誕生まで
― Weberさんの講義への準備です。
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Hendrik Weber (Univ. Warwick)
正則構造理論
― 2015/8にFields賞を受賞したHairer氏の理論の解説です。
2013年9月 Warwick大学 summer school
Infinite-dimensional stochastic differential equations related to random matrices
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― 干渉ブラウン運動、およびランダム行列に関係する無限次元確率微分方程式の強解とパスワイズ一意性についての集中講義です。
2013年 名古屋大学/東北大学/東京大学 集中講義
長田博文 (九州大学)
― 2013年度に連続的に行った3つの集中講義をまとめたもの。
無限次元確率微分方程式の強解の存在とパスワイズ一意性を末尾事象の解析により証明する一般論を構築し、ランダム行列に関係する確率力学に応用したもの。
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2010年 京都大学
長田博文 (九州大学)
平面内の2Dクーロン無限粒子系の確率幾何と力学
― 2次元クーロンポテンシャルによって相互作用する、平面内の無限粒子系についてその確率幾何、および、確率力学系としての性質を論じた。Kipnis-Varadhan理論や、周期的クーロン環境の中の粒子のhomogenizationに関する相転移を論じた。
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出版物: Springerより、以下の書籍が出版済み、もしくは予定です。
熊谷隆 (京都大学)
Random Walks on Disordered Media and their Scaling Limits
École d'Été de Probabilités de Saint-Flour XL - 2010
http://www.springer.com/mathematics/probability/book/978-3-319-03151-4
香取眞理 (中央大学)
Makoto Katori,
Bessel Process, Schramm-Loewner Evolution, and Dyson Model
http://link.springer.com/bookseries/11953の一冊として