線形代数・同演習A (物理学科)
Last updated: 2011/08/04
6/13(月)に中間試験を行いました.
7/20(水)の3限に補講をしました.
最後の試験は 8/1(月)の3限に行いました.
なお,急病など,やむを得ない事情で 8/1の試験を欠席した場合には,通常の期末試験と
同様の基準で追試験を認めます.医師の診断書などを添えて,全学教育教務課と原まで,
早急に申し出て下さい.原のメイルアドレスは下の方にあります.
皆さん,試験はそこそこ良くできていました.
(大変に良いことだと思います.気を抜かずに秋学期も頑張って下さい.)
したがって,再調査は行いません.
(8/4夜記)試験の採点は終了しました.問4にかなりの人が挑戦し,その内のかなりの人が
ある程度の成果をおさめていたのは,大変に良かったと思います.
(教科書に関連する例などが載っています.
それを事前にやっていたのだとすれば,正当に勉強していたのだから良いことです.
それらを事前に知らずに実力で解けたのなら,それもまた素晴らしいことです ---
教科書の問題くらいはやって下さい,とはいつも言ってますが.)
試験問題についての解説は下の方にあります.
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予告より1時間遅れて,8/5(金)の午後2時ごろから午後4時頃まで,試験答案を返却します.
場所は僕のオフィス(数理研究教育棟1階,219号室)です.
このときにとりに来ない人には,秋学期の最初の講義時に返却します.
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問3の(4)[配点5点]に出題ミス(出題時に問題を簡単にする過程で,一つの辺の符号を変え忘れた)を発見しました.
この付近[念のために(3)も]は詳しく見て,不公平のないように配慮しています.
大変申し訳ありません.
もちろん,採点に不満の場合,皆さんには採点に文句をつける権利はあります.
物理学科1年生向け(2011年度春学期,毎週月曜3限).
講義概要:
物理学科1年生向けの線形代数です.
このページは特に重要な連絡などに使用します.
詳しいことは大抵,講義中の配布プリント(下に PDF file あり)に書きます.
主な内容(予定)--- 講義は終了しました
(以下の 今学期の講義方針など (PDF file)も
見て下さい)
- 平面と空間のベクトル(教科書の1章,高校の復習)--- 4/18,25
- 数ベクトルの空間(教科書2章)--- (4/25), 5/2,9,23,30
- n 項数ベクトルとは(教科書2.1節)
- ベクトルの一次結合(教科書 2.2 節)
- 一次独立と一次従属(教科書 2.3 節)
- 基底と次元(教科書 2.4, 2.5 節)
- 抽象ベクトル空間(教科書2.7節+補足)
- 行列(教科書の3章) --- 6/6 付近
- 行列の演算(加法,スカラー倍,乗法)
- 正則行列と逆行列
- 転置行列
- この付近で中間試験 --- 6/13
- 連立一次方程式の解法のみを簡単に(教科書の5章の一部;ただし,時間の関係から今学期は解き方(基本変形)のみ)--- 6/27
- 連立一次方程式を解くとはどういうことか?
- 掃き出し法による連立方程式の解法
- 線型写像(教科書の4章)--- 7/4, 11, 20, 25(20は補講,2208にて)
- 写像と線型写像
- 線型写像の像空間と核空間
- 線型写像の合成
- 線型写像の階数
- 8/1 に教場試験
教科書と参考書
教科書は「線形代数入門」(内田,高木,剣持,浦川共著,裳華房),参考書として「線形代数入門」(斎藤正彦著,東大出版会)を奨める.
評価方法などについては,以下の「 今後の講義方針,レポート問題と解答など」を参照して下さい.
講義ノート,レポートなど
(講義のレジュメは配布したものと基本的に同じ ---
気がついたミスプリなどを直した程度 --- なので,
講義時の配布プリントを持っている人は download する必要はないと思います.)
配布プリントの中には,もしかしたら単純なタイプミスや計算間違いがあるかもしれません.
このようなものはない方が良いのは当たり前ですが,実際問題として少々のミスが混入する事を
防ぐ事は不可能です.この点はご了承の上,ご利用ください.
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