●目次



第1章 診断のための検査:確率論入門
1.1 ジギタリス中毒者と血清ジゴキシン濃度
1.2 診断用検査の正確さ
1.3 疾病確率の推定値の修正の仕方
1.4 膵臓癌の検査法
1.5 要約

第2章 診断のための検査:尤度とオッズ
2.1 因子[活性と因子[抗原の測定値によるキャリアの診断
2.2 確率の代わりにオッズを使う
2.3 血友病と家族における病歴
2.4 出現確率が等しい場合の2項分布
2.5 一般2項分布公式
2.6 2項分布はどのような時に適用されるのか?
2.7 要約

第3章 尿路感染の症状がある患者の処置(決定樹)
3.1 UTI(尿路感染症)が疑われるが、GC(淋病)の可能性もある場合の処置の選択
3.2 効用関数:よりよい治療法の選択
3.3 より複雑な決定樹の利用
3.4 要約

第4章 治療は患者に有効であったか?(個体内変動と患者間変動)
4.1 患者に対する治療効果の評価
4.2 抗狭心症薬の評価
4.3 生物学的変動、経時的変動、測定変動
4.4 治療を変えてみる
4.5 要約

第5章 血圧と高血圧症:分布と変動
5.1 高血圧症の診断
5.2 ガウス分布あるいは正規分布
5.3 信頼限界
5.4 より正確な診断のための平均値の利用
5.5 信頼限界の図的表現
5.6 仮説検定と有意性検定
5.7 標準偏差が未知の場合
5.8 抗高血圧症治療への反応の評価
5.9 要約

第5A章 探索的データ解析(負荷試験データの再解析)
5A.1 変動についての付加事項
5A.2 外れ値を除外した負荷試験データの解析
5A.3 患者個人における変動と患者間の変動
5A.4 標準偏差
5A.5 要約

第6章 計数データによる治療効果の評価
6.1 偏頭痛の防止
6.2 躁鬱病
6.3 2項分布への正規近似の適用
6.4 胸痛はニトログリセリンに反応するか?
6.5 ポアソン分布
6.6 発作性心因性不整脈の治療
6.7 要約

第7章 P値とは何か?
7.1 P値の計算
7.2 P値計算の諸要素
7.3 5%水準
7.4 P値と仮説検定
7.5 P値計算と解釈再考
7.6 P値計算と解釈における検出力の役割
7.7 要約

第8章 カイ2乗統計量とは
8.1 計数データに対するカイ2乗統計量
8.2 カイ2乗分布
8.3 2×2分割表
8.4 大きな分割表
8.5 1/2補正
8.6 要約

第9章 回帰:概説
9.1 関係を記述するための回帰直線の利用
9.2 平均への回帰
9.3 回帰の利用
9.4 線形関係を得るための変数の利用
9.5 要約

第9A章 回帰詳論:プラズマクレアチニンへの糸球体濾過率の回帰を詳しく調べる
9A.1 標準的な回帰プログラムからの出力の解釈
9A.2 残差の検討
9A.3 線形性を改良するためのプラズマクレアチニンの変換
9A.4 疑わしい値を除去した後の解析
9A.5 要約

第9B章 重回帰分析入門
9B.1 重回帰のあてはめ
9B.2 数値変換でなく属性変数を使う回帰式
9B.3 代理変数
9B.4 回帰曲面
9B.5 モデリング
9B.6 重回帰式の使用における反省点
9B.7 要約

第10章 症状の安定した狭心症の取り扱い:生命表の解釈
10.1 リスク評価への生命表の利用
10.2 生存関数の推定と比較
10.3 血管造影写真の治療に対する意味
10.4 その他の確率化試験の経験を考慮すること
10.5 J.R.氏への治療の勧め
10.6 要約

第11章 臨床試験の報告書の読み方
11.1 十二指腸潰瘍の治療
11.2 偏り、偶然および治療効果
11.3 臨床試験における基本的な実験計画
11.4 患者への治療法の割り付け
11.5 臨床試験の解析と偶然性
11.6 有意でないP値の意味
11.7 不正確な診断の意味
11.8 至適量以下の投薬
11.9 どの事象を考慮すべきか?
11.10 要約

第12章 臨床試験から得られる知見の治療への応用
12.1 高血圧患者の対する処置
12.2 当該患者と試験の被験者との比較
12.3 類似の患者を捜すこと
12.4 選択による偏り
12.5 最も不利な層を選ぶことによる偏り
12.6 層ごとに結果を評価する意味
12.7 患者の特性値と処置効果の比例関係
12.8 当該患者は試験の母集団とは異なる母集団に属してないか
12.9 有意でない効果
12.10 新しい治療法を受け入れる基準
12.11 治療の実施
12.12 要約



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