研究内容 | 研究室 | 最適化セミナー | |
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著書 | 講義 | 数理同窓会 | 博士インターンシップ |
折り紙 | 植物 | 自己紹介 |
大学院数理学府は2006年度から博士後期課程・機能数理学コースの学生に対して3ヶ月以上の長期研究インターンシップを開始し、06,07年度にそれぞれ9名、08年度に6名の計24名が実習を無事終了しました。 インターンシップとは学生が研修生として企業の研究や実務を体験する制度のことで,工学部では学部3年生や修士1年生が夏休みを利用して2週間から1か月程度の実習を行ってきました.一方、数学の学生はこれまでインターンシップと無縁でした.しかし、メーカー、情報通信、金融等の産業界には数学出身者に対する需要があり、近年は数理学府修士修了者の半数が企業に就職しています。 また,便利な計算ソフトの普及により,その背景にある数学を意識することなく計算結果が得られるようになったため,技術者の数学力が低下するようになりました. また、計算機の発達に伴い、シミュレーターで数理的な問題が解かれるようになりましたが、計算結果の信頼性や計算効率を向上させるために、ブラックボックス化したシミュレーターの内部構造に踏み込むことができる数学素養をもつ人材が求められています。 このような要請に応えるべく、機能数理学コースの学生は,これまで培った数学の普遍性と堅牢な論理的思考力に加えて, インターンシップを通して実社会への適合性を獲得するための研鑽を積んでいます。さらに、実習生は実社会から数学を客観視することにより、数学および数学を学んだことの価値を認識し、それらを実習後の研究に生かすことが期待されています |
受け入れ企業と実習生の専門(2006〜08) | ||||
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