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九州大学リーディングプログラム『キーテクノロジーを牽引する数学博士養成プログラム』では、現代数学の専門知識と活用能力、及び優れた計算機運用 能力とリーダーシップを基盤に産業界等での研究チームを率い、抽象化・普遍化力を武器に実データや現象の解析、数理モデルの構築を通じ課題解決のための キーテクノロジーを牽引する数学博士"数理ナビゲータ"を育成します。
これは海外企業等におけるインターンシップを、次のように、海外滞在の障壁等を除きつつ円滑に実施するものです。
(1) インターンシップ前に約3ヶ月間、海外のプログラム担当者の所属大学数学系教室等に滞在し、異文化の中で英語力を涵養します。
(2) 続いて3〜6ヶ月の間、数学系並びに諸分野の海外研究機関等での産学連携プロジェクトに研究参画、あるいは海外企業における研究インターンシップを実 施します。
こうして海外での産業技術分野における共同研究を実践的に体験し、研鑽を積みます。
平成28年度海外長期インターンシップ報告 山口達也 工藤桃成
平成29年度海外長期インターンシップ報告 王イントウ 江田智尊 鴨田憲太朗
平成30年度海外長期インターンシップ報告 軸丸芳揮 袁壄
令和元年度海外長期インターンシップ報告 栗原寛明 朴炯基
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学位審査は、産業界から当該分野の専門研究者が副査となって入る学位審査委員会により行われます。こうして、プログラム学生が企業R&D現場のニーズ をも視野におきながら履修する、体系的な教育を行います。
企業等において、数学・数理科学を背景として実社会で活躍している方々を講師としてお招きし、実務的側面を中心に講義をしていただきます。
確率論大意、計算数理学大意、統計数理学大意から合計4単位以上履修します。
九州大学ネットアカデミーや、九州大学言語文化自由選択科目などを利用します。
1~2週間程度、海外研究機関に滞在し、長期インターンシップへの準備とします。
スタディグループとは、産業界の研究開発現場における最新の未解決問題の提供を企業研究者から受け、学生グループが解決に向け研究議論・討論を行う 合宿形式の学習・研究会のことをいいます。こうした活動や、企業との共同研究への参画を通して、実践的産業数学修得の支援を行います。
プログラム学生に対して、一定の要件を満たした者に奨励金(修士課程学生にあっては月額5万円、博士後期課程学生にあっては月額10万円)を支給しま す。詳細は【奨励金】のページをご覧下さい。
プログラム学生に対して、研究支援費を、 限度額の範囲で必要に応じて支給します。
本プログラムの課程を修了した者には、学位「博士(機能数理学)」を授与するとともに、 「キーテクノロジーを牽引する数学博士養成プログラム修了証」を授与します。