日時 | 7月13日(金) 15:30--17:00 |
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会場 | 福岡大学 セミナーハウス 2階 セミナー室 |
講師 | 中口 悦史 氏 (東京医科歯科大学) |
題目 | 弱い減衰項を持つ放物・放物型走化性方程式系の時間大域解と ラプラス作用素の分数べきについて |
概要 | 本講演では有界領域におけるロジスティック型増殖項をもつ放物・放物型走化 性方程式の時間大域解について考える。講演者らの一連の研究により,Lp空間に おける半線形放物型発展方程式の理論などを応用することで,ロジスティック項 と分泌項の次数の組がある範囲に含まれれば,すべての非負値解が時間大域的に 存在することが示された。講演では,ラプラス作用素のLp空間における分数べき に関する議論など,解決の鍵となったポイントを中心に紹介する。なお本講演は 大崎浩一氏(関西学院大学数理科学科)との共同研究に基づく。 |