日時 | 6月12日(金) 15:30--17:00 |
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会場 | 福岡大学 セミナーハウス 2階 セミナー室 |
講師 | 若杉 勇太 氏 (名古屋大学) |
題目 | A remark on the asymptotic profile of solutions to the semilinear wave equation with time-dependent damping |
概要 | 時間変数に依存する摩擦項を持つ空間1次元の非線形消散型波動方程式の初期値問題に対し,解の時間無限大における漸近形について考える.この問題について,西原氏 (2011年) により, 非線形項が吸収的かつ優臨界で,初期値が遠方で十分早く減衰している場合に,解の漸近形が対応する熱方程式の熱核で与えられることが示されている.本講演では,Gallay-Raugel (1998年)による自己相似変換と重み付きエネルギー法を用いる手法によって,より一般的な摩擦項,非線形項,初期値に対しても同様の結果が得られることを示す. |