日時 | 1月16日(金) 15:30--17:00 |
---|---|
会場 | 福岡大学 セミナーハウス 2階 セミナー室 |
講師 | 高木 泉 氏 (東北大学) |
題目 | 点凝集現象を起こす反応拡散系のパターンの制御 |
概要 | Gierer と Meinhardt は短距離活性と長距離阻害という仕組みで生物の形態形成が説明できると考え,活性因子ー抑制因子系のモデル方程式を提唱した.この反応拡散系は活性因子の拡散が遅いとき,領域内の有限箇の点の周りに分布が集中するようなパターンを生み出す.本講演では,環境が不均一な場合に,この集中点がどのような場所に現れるかを知る手がかりを与える.その応用として,ヒドラの頭部移植実験のモデル方程式の精密化を提唱する. |