日時 | 12月 2日(金) 15:30--17:00 |
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会場 | 福岡大学 セミナーハウス 2階 セミナー室 |
講師 | 加藤 正和 氏 (室蘭工業大学) |
題目 | 消散型波動方程式の解の漸近挙動について |
概要 | 非線形消散型波動方程式の解は非線形散逸波と呼ばれるBurgers方程式の自己相似解に漸近する事が知られています。本講演では、低階項を含めた線形化方程式の解作用素を熱核を用いて構成することで、解の散逸波への最適な漸近レートが導出できた事を紹介します。また、同様に解が非線形散逸波に漸近する一般化されたBurgers方程式の結果と比較する事で、消散型波動方程式の構造と解の挙動の関係を考察します。本研究結果は神戸大学の上田好寛氏との共同研究に基づきます。 |