日時 | 11月 4日(金) 15:30--17:00 |
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会場 | 福岡大学 セミナーハウス 2階 セミナー室 |
講師 | 宮本 安人 氏 (東工大・理) |
題目 | 凸領域における境界上のホットスポットについて |
概要 | 凸領域上,ノイマン境界条件の下で熱方程式の解の最大値は,十分時間が経つと境界で達成される,といった予想がある.これはホットスポット予想と呼ばれ,ノイマンラプラシアンの第2固有関数が,境界で最大値が達成されるといった問題に帰着される.本講演では,この問題が,非線形連立方程式系(シャドー・システム)の安定パターンの形状と密接な関連があることを示し,凸領域の境界上でホットスポットがいくつ存在し得るかについて考える. |