日時 | 10月21日(金) 15:30--17:00 |
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会場 | 福岡大学 セミナーハウス 2階 セミナー室 |
講師 | 吉田 夏海 氏 (大阪大学・情報) |
題目 | Large time behavior of solutions to initial value problem for scalar viscous conservation law with partially linearly-degenerate flux |
概要 | 単独粘性保存則の初期値問題で取り分け流束函数が部分的に線形退化した時、時間大域解の漸近挙動としては退化部分からは粘性接触波と呼ばれる自己相似解が、他方真性非線形部分からは希薄波が夫々得られると予想される。従って全体としては両者の合成波への漸近が得られる。証明法としては非線形波同士の相互作用項の詳細な評価が鍵となる。又時間が許せば最近得られた解の漸近の速さに対する評価に付いても触れたい。 |