日時 | 5月15日(金) 15:30--17:00 |
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講師 | 大塚 浩史 氏 (宮崎大・工) |
題目 | 多様な強度をもつ点渦系の定常状態として捉えられた2次元乱流を表す楕円型方程式の爆発解析 |
概要 | 2次元乱流中に観察される長期間にわたって持続する大規模構造(例えば、木星の大赤斑)の由来を、Onsagerは点渦系の統計的性質をから考察した。この着想から導かれた方程式(平均場方程式)を考察する。既存の結果の多くは、1種類或いは2種類の点渦からなる系の平均場方程式を対象としているが、他種類の点渦からなる系の平均場方程式について、爆発解析(非コンパクトな解の列の極限の分類)で得られたこと、及びその応用として、関連するTrudinger-Moser型の不等式について報告する。なお、本研究は、Tonia Ricciardi 氏(ナポリ大理)、鈴木貴氏(阪大院基礎工)との共同研究である。 |