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変化朝顔:九州大学大学院理学研究院の仁田坂英二先生が分子生物学におけるモデル植物として変化朝顔を研究しておられます。

参考文献:「伝統の朝顔」国立歴史民族博物館、1999。
江戸時代の朝顔ブームは明治維新を境に下火になり、さらに第2次世界大戦により朝顔の多くの系統が散逸してしまいました。それを国立遺伝学研究所が収集・保存していましたが、これに従事していた田村仁一氏の退官(1993年)に伴い、九州大学に系統の移管がおこなわれました。


 

:奇花、奇葉をつける変異の多くはめしべやおしべが花びらに変化してしまっているので種子を残すことができません。

:そこで、種子をつける親木を数多く栽培して、毎年変わり種を探し維持し続けなければなりません。九州大学箱崎キャンパス内の農場では朝顔が20列程栽培されています。

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