京都大学 数理解析研究所 共同研究集会
「偏微分方程式の数値解法とその周辺 II」
プログラム
(最終更新 : 20th Sep.2000)
偏微分方程式の数値解法とその周辺 II
研究集会
京都大学数理解析研究所の共同研究事業の一つとして, 下記のように研究集会を
催しますので, ご案内申し上げます.
研究代表者 中尾 充宏
(九州大学・大学院数理学研究院)
記
日時 : 2000 年 11 月 20 日 (月) 11:00 〜
11 月 22 日 (水) 16:25
場所 : 京都大学数理解析研究所 4 階 420 号室
京都市左京区北白川追分町
市バス 農学部前 または 北白川 下車
プログラム
11 月 20 日 (月)
11:00〜11:25 鈴木 厚, 田端 正久 (九州大学・数理)
粘性が場所に依存する遅い流れ問題の安定化有限要素近似
11:25〜11:50 林 圭佐 (茨城大学・理工)
2 次元無限領域における完全ポテンシャル方程式の領域分割法
11:50〜12:15 渡辺 雅二 (岡山大学・環境理工)
湖流の数値シミュレーションとその実験評価法について
13:45〜14:10 小藤 俊幸 (電気通信大学・情報工)
遅延微分方程式に対する MOL 近似解法
14:10〜14:35 都田 艶子 (大阪大学・工)
任意次数微分方程式の数値計算
14:35〜15:00 鈴木 千里, 幸谷 智紀 (静岡理工科大学・理工),
満田 賢一郎 (システム計画研究所)
不連続な微分係数をもつ常微分方程式系に対する陽的ｓ段ｐ次
Runge-Kutta法の数値的安定性について
15:15〜15:40 米谷 道夫 (東北工業技術研究所)
A numerical method for partial differential equations using
the total symbol (II)
15:40〜16:05 土屋 卓也 (愛媛大学・理)
等角写像，平均曲率一定の曲面の数値近似について
16:05〜16:50 【特別講演】
大西 和榮 (茨城大学・理),
大浦 洋子 (九州情報大学・経営情報)
Laplace 方程式一般境界値問題の直接近似解法
11 月 21 日 (火)
9:30〜9:55 岩崎 義光 (岡山理科大学・総合情報)
Direct criteria of H-matrix in special cases
9:55〜10:20 鈴木 洋夫, 森屋 健太郎, 野寺 隆 (慶應義塾大学・理工)
Parallel Block Gram-Schumidt法を用いた Deflated-GMRES(m) 法
について
10:20〜10:45 緒方 秀教, 岡野 大, 天野 要 (愛媛大学・工)
周期的領域に対する数値等角写像
11:00〜11:25 G. S. Weiss (東京大学・数理)
A gradient flow approach to a free boundary problem with
volume constraint
11:25〜12:10 【特別講演】
川中子 正 (東京工業大学・理工)
非線形振動の分岐現象の解析
13:45〜14:10 牛島 照夫 (電気通信大学・情報工)
二次元外部ラプラス問題のFEM-CSM 近似解の誤差評価
14:10〜14:35 松尾 宇泰, 杉原 正顯 (名古屋大学・工)
降旗 大介, 森 正武 (京都大学・数理研)
連立系に対する離散変分法について
14:35〜15:00 陳 小君 (島根大学・総合理工)
A superlinearly and globally convergent method for reaction
and diffusion problems with a non-lipschitzian operator
15:15〜15:40 小林 健太, 岡本 久 (京都大学・数理研), 朱景 輝 (アモイ大学)
DE変換公式とFFTによる Nekrasov's equation の解の高精度計算
15:40〜16:05 竹内 敏己, 坂口 秀雄, 金 成海, 今井 仁司 (徳島大学・工)
無限精度数値シミュレーションに現れる連立一次方程式の
数値計算法について
16:05〜16:50 【特別講演】
大石 進一 (早稲田大学・理工)
固有値の高速精度保証と相対誤差精度保証
11 月 22 日 (水)
9:30〜9:55 荻田 武史 (早稲田大学・理工), 後 保範 (日立製作所)
対称疎行列における連立一次方程式の数値解の精度保証
9:55〜10:20 後 保範 (日立製作所)
多倍長精度の値を係数とする行列の高速乗算方式
10:20〜10:45 河野 敏行, 仁木 滉 (岡山理科大学・総合情報)
前処理反復法の比較定理
11:00〜11:25 張 紹良, 中田 和秀, 新田 義寛 (東京大学・工)
共役残差法のための対称な前処理法とその応用
11:25〜11:50 阿部 邦美 (理化学研究所),
張 紹良 (東京大学・工),
長谷川 秀彦 (図書館情報大学),
姫野 龍太郎 (理化学研究所)
Krylov部分空間解法のための可変的前処理法の性能評価
11:50〜12:15 竹居 賢治 (大阪大学・基礎工)
極大過剰決定系における不確定特異点度を求めるアルゴリズム
13:45〜14:10 藤野 清次 (広島市立大学・情報)
反復解法 GPBiCG(M,L)法の提案と性能評価
14:10〜14:55 【特別講演】
山本 哲朗 (愛媛大学 理)
Dirichlet問題に対する差分解法における話題
-- 超収束、非整合スキームの収束、解適合細分化格子法の
数学的基礎付け --
15:10〜15:35 金山 寛, 田上 大助 (九州大学・工),
菊地 文雄 (東京大学・数理)
3次元渦電流問題の数値解法
15:35〜16:00 酒井 宦, 末永 勝征 (鹿児島大学・理)
Cubic spline approximation of offset curves of planar
cubic splines
16:00〜16:25 渡部 善隆 (九州大学・情報基盤センター),
山本 野人 (電気通信大学・情報工),
中尾 充宏 (九州大学・数理)
楕円型逆固有値問題におけるポテンシャル関数の包み込みについて
11月 21日 (火) 18:00 より懇親会を予定しています.
プログラムに関する問い合わせ先 :
email:Q-NA-Sympo@math.kyushu-u.ac.jp
http://www.math.kyushu-u.ac.jp/QNA
Fax:092-642-2779