セミナー発足に際してのごあいさつ(1997.4)



第 203 回 Q-NA セミナー

日時  : 2007 年 4月 24日(火曜) 15:30 - 17:00

場所  : 九州大学箱崎キャンパス 理学部 3号館 3階 3311 号室

講演者 : 木下 武彦 (九州大学 大学院数理学府)

題目  : 連立常微分方程式による磁気異方性磁化モデル

講演概要:
モータ、回転機、MRI等では、電磁鋼鈑、純鉄等の磁性体を使い、その磁性体は必ず磁気異方性を有する。これは電気機器の特性に大きな影響を与えるが、磁気異方性を考慮した解析は厄介なため、従来は設計段階において鋼板の回し積みを行い、磁性体の磁気異方性の影響を小さくして磁気異方性を直接考慮して磁場解析することはほとんどなかった。しかし、構造上鋼板の回し積みが行えない場合もあり、磁気異方性が考慮できる磁界解析が必要である。
 従来の磁気異方性磁界解析法として、磁気抵抗率行列をすべて実験データから決定する方法があるが、この手法では磁気抵抗率行列が非対称となり磁化の熱力学的考察と矛盾する。今回行列が対称となる磁気異方性磁化モデルの構築に成功したのでこれを報告するが、この手法については現在特許申請中につき具体的な式は公表できない。
 なお、本研究は九州大学数理学府機能数理学コースにおける長期インターンシップ制度により得られた成果である。


世話人
田上 大助 (九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所)
渡部 善隆 (九州大学 情報基盤研究開発センター)

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