九州関数方程式セミナー 平成28年度後期講演

日時 10月21日(金) 15:30--17:00
会場 福岡大学 セミナーハウス 2階 セミナー室
講師 二宮 広和 氏 (明治大学)
題目 異方的外力つき曲率流の進行波解の存在と一意性について
概要 曲率流はさまざまな分野と関連が深く,古くから研究されている. 曲面のエネルギーからも導出される一方,Allen-Cahn方程式のような 反応拡散系の特異極限問題としても得られる. 曲率流の進行波解としては,Grim Reaperが知られている. 外力が付くことによりV字型の進行波解が知られているが, これらは非コンパクトな曲線となっている. 本講演では,コンパクトな進行波解の存在と一意性について 周辺分野と共に説明していく. この研究は,物部氏(東工大)との共同研究に基づいている.

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